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「くすぐり奴隷商~叛逆の100日間~」

2020,8, 1 / Win / ADV+SLG / くすぐり魔王軍



【作品概要】
色んな女の子を捕まえてハードなくすぐり調教!

あらすじ
名もなき奴隷商人の少女はとある人物に呪いを受けてしまう
呪いを解くには 100日以内に100万G のお金を用意しなければならない
得意のくすぐり調教で奴隷を売りさばき、呪いを解くことができるか――?

全シーンくすぐり笑いによるアニメーション実装!
30以上ものキャラクターを調教し、強制笑い地獄に叩き落せ!

周回プレイ対応なので2週目以降なら簡単にお目当てのエンディングを目指せます



【感想】

ぱっと見ユニークだし面白そうだなということでプレイ。
これ、RPGツクールMVを使用してるんですね。
別にツールのことに詳しくないのだけれど、
こういったUIデザインにすることもできるんですね。
ちょっと驚きでした。


さて、本作のゲームの流れは100日という期限の中、
奴隷捕獲依頼 or 道具素材収集依頼→道具を作る or 奴隷を調教する or 内職→奴隷を売る
を繰り返すものになります。

1日で4回行動ができ、かつ奴隷は1体しか持てないため、
基本的な流れは以下のようになります。
奴隷捕獲依頼→道具を作る→内職→内職
道具素材収集依頼→道具を作る→奴隷を調教する→内職(売却までこれを繰り返す)

道具の素材数や奴隷の調教度など数値的な管理も多少する必要があるため、
ゲームジャンルとしてはADV+(SLG)というのが近いのかなと思います。
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感想ですが、初見のイメージ通りニッチな要素がふんだんに詰め込まれた良作といったところでしょうか。
私はくすぐりに対して性的嗜好は持ち合わせていないのですが、
制作者はくすぐりフェチなんだなぁ
というのが伝わってくるシチュエーションが山盛りでした。
また、くすぐりシーンはアニメーションが実装されておりますし、
モノによっては自分で操作等もすることができるので、
その点はゲームらしさが出ていてよかったと思います。
ストーリー等はあってないようなものなので特筆する点はなし。
UIもオサレな雰囲気がありましたし、
属性やゲームデザインに対する満足感はありました。

ただ、このゲーム、進行がシンプルなんですよね。
奴隷を捕まえる→素材集めて道具作る→調教→売る
を繰り返しますが、
調教パートは奴隷のステータス等を考える必要はありません。
(調教したら体力が減るだけ、弱点属性を狙わないと調教度があがりにくい)
そのため、調教SLGとして楽しみたい方は向いておりませんので
注意したほうが良いと思います。
そんな感じでプレイの操作が単調なため、50日くらいから飽きが出てきますw
ストーリーも特にないので、
プレイを進めようとするプレイヤー側の目的がくすぐりシーンの解放のみとなっており、
そこがくすぐりフェチを持っていない私にとっては若干苦痛でした。


こんな感じですかね。
基本的には同人らしい、
クリエイターが好きなモノ作ったなっていうのが強く感じられる、
良いゲームだと思うのですが、
プレイ進行が単調な点が引っかかるかなと。
まぁそこらへんの適当な商業作品やるよりかは、
はるかに有意義な時間を過ごせたと思うので。個人的には満足度は高かったです。