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「BLEACH」

2001 ~ 2016 / 久保帯人 / 週刊少年ジャンプ / 全74巻



【あらすじ】
黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、
突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。
次々と倒れる家族を前に一護は!?(コミックス第一巻より)


【感想】
いまさら説明不要の有名作ですね。
週刊少年ジャンプで連載されていた、死神をメインに添えたバトル漫画です。
全74巻と非常にボリュームがあります。
ちなみにこれ、2020年3月現在では、歴代ジャンプ作品 単行本巻数ランキング(単一タイトル)で4位となっています。
…こんなに長く続いていたんだね。
私はゼロ年代前半くらいの時期のジャンプ世代なので(年バレちゃいますねW)、BLEACHはよく記憶に残っています。
けれど、私は当時BLEACHを読んでいなかったんですよね。
あの頃読んでたのは、「NARUTO」「Mr.FULLSWING」とか、「DEATH NOTE」「いちご100%」とか読んでましたっけ。
他にもういろいろ読んでいましたが、だいたい途中で飽きちゃいましたね。


さて、当時は全く興味がなかった本作(興味がなかった理由は恐らくキャラデザ)ですが、
よくネットでは話題になっていたのでちらほら情報は耳に入っていました。
というのも、本作は結構連載の展開がネタ扱いされていたと記憶しています。
本作の特徴のひとつに、単行本巻頭にあるポエムと、キャラクターのセリフが挙げられます。
これが一般的に厨二と言われる類のものでして、当時はオサレポエム()とネタ扱いされていました。
某巨大掲示板でも、AAに本作のポエムやセリフを付け加えたものが多数存在していましたし、

私も当時はオサレ師匠wwと内心小馬鹿にしていました。
まぁネタ扱いされつつも愛されていたのかなと、今では思います。

当時からかなりの時間が過ぎた今、ふと思うことがありまして。
私が最近触れる創作物のコンテンツの大半はアダルトゲームです。
アダルトゲームでも極稀に厨二バトル系も作品をプレイすることがあります。
まぁ、エロゲで厨二バトルとかナンセンスだろと思いつつもたまには知見を広げるためにやるわけですよ。
けれどエロくもないし大人でも楽しめる厨二センスを感じないわけです。

やっぱ厨二って向いてないのかな~…そんな風に思っているときに、BLEACHのセリフを見かけました。
そこで思ったのですよ、もしかしたらコレって結構格好いいんじゃないか?????????と。
いや、格好いいかどうか別として、こんなセリフめったに見れない、ある種のユニークさを感じました。

そんなわけで読み始めたわけですね。
ちなみに、2020年4月5日まで、ジャンププラスにて48巻まで無料で読めるので、
興味がある方は不要不急の外出を控え、読みましょう。

ちなみに、漫画は
①週刊誌で追う
②単行本で追う
③終わった後単行本を読む
の3パータンで意見や感想(主観に基づく要素)が大きく分かれてしまうと思っています。
特に本作は③が一番純粋に楽しめる気がします。



さて、オサレなセリフ目当てで読み始めたということで、エロゲ感想風に表現すると、
シナリオ(テキスト)目当てということになります。
まぁストーリーは優れていないというのは事前に察していましたし、シナリオとキャラクター目当てという感じですね。
シナリオに関しては想像以上に、いや、かなり楽しむことができました。

まぁジャンプマンガですし、厨二的な側面が強いため、楽しめるかどうかは人を選ぶと思いますが、
キャラクターのセリフとかキャラクターの掛け合いとかはセンスがあると思うんですよね。
よくある、漫画の名言集みたいなものに取り上げられる、作者の含蓄が含まれたセリフや、
シンプルに格好いいセリフといった方向とはちょっと異なり、
かと言って厨二満開のセリフとも言い難い、
作者独自の感性を感じることのできるセリフが良かったです。


ちなみにストーリーはあんまりおもしろくありません。
基本的に似たような展開が多いため、終盤になるとまたこの展開かと感じることが多くなり、結構冷めます。

そのため、もし読み始めてセリフにピンと来なかったら読むのをやめたほうがいいでしょう。
まぁでも150話くらいまでは読んでみてから判断したほうがいいかなぁ…って感じですが。
事前に確認するなら、BLEACH ポエム とかでググってピンときたら読んで損ないかもしれないですね。

あと背景もシンプルなため、背景の書き込みを気にする人は辞めたほうが良いでしょうね。
私は背景の書き込みが多すぎると、単純に情報量が多くなって読むのがしんどいタイプなので、
本作の背景については特に気にならなかったかな。

良いところと悪いところがはっきりと表れている作品です。
個人的には好きな作品でした。
今なら2020/5/6まで48巻までを無料で読めますので、気になる方は読んでみてもいいかもしれませんね。
この無料分だと、単行本のポエムが読めないので、そこはネットの情報でカバーする必要がありますが…