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「Sugar*Style」

2019,1, 25 / Win / ノベル / SMEE





【感想】
本作の感想を書く予定はなかったのですが、直近で特に書きたいタイトルも思いつかなかったので…

まず個人的に本作で気になっていた点は、寮生活と、ヒロイン全員とは初対面という点でした。
新しい季節で、初めて知り合うヒロインたちと始まる恋愛…
ということで、主人公に対する好感度がゼロから始まる関係なのかなと。
そこからどう描くのかに期待をしていました。


本作はノベルタイプのADVで、大まかな流れ(ストーリー構造)は、
序盤に誰と仲良くなりたいかを選択することでルートが確定し、共通→個別ルートという普通の萌えゲー構造となっています。
また、本作はヒロインらと寮で共同生活をする学園モノとなっており、
序盤に主人公の、寮における役割(DIY, ムードメーカーなど)を決定します。

もう少し構造について詳しく説明しますと、
共通ルートはいくつかのチャプターごとに区切られています。
そして、そのチャプター後に寮における役割のショートストーリーが流れ、その後に各ヒロインごとの話となります。
共通ep→SS→ヒロインepをループし、最終的に個別へと入っていく風になります。
また、ヒロインの部屋にお邪魔した際に、
ポイント&クリック形式(アイテムの使用云々とかないし、言うなら画面クリックのほうが適切か?)
で部屋の中を調べることができます。

ストーリー構成を見ると一見変わった構成だなと思われますが、
実際のところは、昔によく見られた、選択肢の積み重ねで個別へ分岐するタイプのノベルゲームと同じなのかなと思います。
じゃあなんでこんな構成にしたのか。
これはあくまで私見ですが、共通とヒロインepを繰り返すことで、
ヒロインと出会ってから恋仲に落ちるまでの経過を長く見せたかったのかなと。
初対面の高感度0から恋仲に至るまでに、どうしても描写というのは多く必要になります。
そのため、エピソードを小分けして、上記のように織り交ぜる形式にしたのかなと。

真意はどうあれ、この形式はメリットよりデメリットのほうが多かった気がします。
これ、プレイ一週目は特に気にならないのですが、二週目以降がしんどいんですよね。
スキップが途切れ途切れになるから。
そのせいか個別に入るまでは全然集中できないことが多かったです。

ヒロインの部屋に入った際の画面クリック自体は面白かったです。
調べるのをやめることはいつでもできましたし、ユーザーにやさしい仕様となっています。



スト―リー自体はいたって普通というか、『IxSHE Tell』っぽかった。
まぁそんなおもろいとは思えませんでしたね…
シナリオはいつもよりちょっと微妙かなぁという感じ。
周りを見ていると結構微妙という意見を見かけます。
自分は結構おおざっぱな性格なので、シナリオやストーリーに細かくこだわる人はつまらなく感じるのかもしれませんね。


ゲームデザインは特になし、ストーリー関連は特になしと、特筆する点のない作品でした。
SMEEはどこへ向かおうとしているのかよくわからなくなってきました。
前はゲームというデザイン面に力を入れていた印象だけれど、
今はノベルゲームという枠組み内で頑張ろうとしている感じなのかな。
もうゲーム性なんて求められてない時代、SMEEもそれに対応しようとしているのだろうか。
わからんけど。


SMEEのシナリオが好きで、かつシナリオ方面に細かく気を使わない人はある程度楽しめる作品なのかなと思いました。
ていうか『Making*Lovers』(メキラバ)ってめっちゃ面白かったんだなぁ。
これやる前にメキラバFDやったんですけどめちゃんこ面白かったからね。過去記事見ると結構叩いててまじかって感じ。
OPもEDもかなりいいし一年前の自分なんなん…