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「カノビッチ~彼女がビッチになった理由~」

2018,8, 17 / Win / ノベル / 人生通行止め






【コンセプト】
元々個人的に寝取られものが好きなので、自分で作ってしまいましたシリーズ第7弾。
今回はいつもと少し趣旨を変え、がっつり寝取られというよりは比較的ライトな寝取られ「風味」な作品になっております。
主人公の知らない間に非処女になっていたヒロインの過去の性体験を聞かされて、悶々としたい、そういう方に特におすすめの作品です。
しかしもちろん寝取られ作品として楽しめる作りになっており、今作は大きく分けて
ヒロインの口から過去の性体験を聞かされる「現在編」
ヒロイン視点で過去の性体験を見ることが出来る「過去編」
で構成されており、過去編では従来作のような寝取られ作品に近い作りになっております。




【感想】

うーん、これ何がしたかったのか良くわかりませんでした。
さて、本作の大まかなあらすじは上記の通りで、
ヒロインが様々な性体験を経て変化していく「過去編」
ヒロインの口からその性体験を聞かされる「現在編」
のふたつに分かれています。
ちなみにこれらはつながっておらず、ゲーム開始時点でどちらかを選んで読み進めていきます。
過去編はヒロイン視点と主人公視点のふたつがあります。選択肢はありません。

現代編はヒロインとやりながら過去の性体験を聞く、主人公視点の物語となっており、
好きだった子がビッチになってしまった主人公の心情がストーリーのメインとなるのでしょう。
現代編は正直微妙だったのかなと。
ビッチになったヒロインに対する心情もそれほど深く描写されているわけではないですし、まぁなんていうか
主人公が性欲に負けてヤリまくってる感しかなかったですね。
AV男優とやったよとか性体験を聞かされても、そんなに見た目が変貌したらそれくらいするよな、
みたいな諦念にも似た感情を覚えるわけで。思った以上にもんもんとしませんでしたね。


過去編は完全にヒロインの物語ですね。
ヒロインが徐々にビッチになっていく様は単純に読んでいて面白かったです。
でも、ほんとにやっているだけなので、人によっては、性欲に支配された頭のわるいヒロインに見えるかもしれません。
自分も最初はそう思ったりしたのですが、
ああそういえば大学時代の知り合いがエッチすきで素人モノに出てたりしたなとか、
普通に浮気したりセフレつくってる人もいたし、案外そういうもんなのかなとかプレイしていて思ったり。

と、過去編は普通な出来なのですが、作品全体としてみると、なんか筋がないなと。
というか、誰の物語なのか不明瞭なんですよ。
過去に様々な経験を経たヒロインが、何かしらの哲学を得て主人公に接するのかと思いきやそうでもないですし。
主人公の物語としてみても、過去編ではなにもしてないし、現代編も描写が足りません。
作品全体を通して、なんかもうこいつら本能に忠実だなと呆れちゃいましたよ。
というか、NTRゲーありきで作品をつくるからこうも微妙な作品ができるんだろうな。
仮にNTRモノとしてみても、まずプレイヤーにヒロインを魅力的に思わせるという段階を踏んでいないわけでして。
これでどうやって寝取られ感を味わえというのか。
本作をNTRゲーとしてプレイすると、ちょっとがっかりするかもしれないですね。


ところで、こういった、主人公がヒロインの過去の性遍歴を知っていくゲームのひとつに、
アイルから発売された「私の知らない妻の貌」というゲームがあります。
そのゲームは主人公のもとに、妻の過去の性遍歴映像がディスクで次々と送られてきて、
過去の妻の姿を知った主人公がとる選択は・・・という作品になります。
「私の知らない妻の貌」は結構良くできた作品で、まぁネタバレになる恐れがあるので軽くいうと、
妻の物語として非常に良くできていたと思っています。

本作にはストーリーの芯がありません。よって、ストーリー目的でプレイする人がいたら、やめたほうがいいでしょう。
あとエロシーンですね、割と普通のセックスしかしないので、バリエーションが少ないです。

じゃあ本作はだめなのかといわれたら否なんですよね。
本作は2000円と低価格にもかかわらず、CG枚数が39枚と非常に多いですし、
なによりグラフィックがえろいです。
なので、本作は単純にエロと絵目的でプレイしたほうが満足度は高いと思います。

まぁこんな感じですかね。
人生通行止めの作品は個人的に合わないので避けていたのですが、本作はファンの中でも賛否出ていたので、
自分に合うかと思いましたが、やっぱりだめでしたね。