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「華アワセ 蛟編」
2012, 12, 5 / WIN / ノベル+カードバトル / エンターブレイン

乙女の祈りで華が咲く―――



【商品説明】 
本屋さんで買える本格乙女ゲームです。値段は1500円ほど。
本作は、『B's-LOG』という本の創刊10周年企画として制作された女性向けアドベンチャーゲームです。
と、いうことで本作はゲーム付きのムックとして本屋に売られているらしいです。
私は通販で購入しているので実際に本屋に並んでいるのを見てませんが。
(唐紅編を本屋で買いました、こんなゲームを本屋で買えるってすごいですね)


【感想】

さて、この『華アワセ』四部作となっており、
2015年現在では3部まででています。
また、普通のノベルではなく、ノベル+花札をモチーフにしたカードバトルとなっております。
4部ありなおかつ本に付属するゲームということで、
どうせ数時間で終わるゲームだろうと思ったら大間違いです。
オールクリアに13時間はかかります。
また、CGもン十枚あり、男性向けのミドルゲームよりもボリュームがあります。
プレイしてちょっと驚きました。
まずカードバトルについてですが、シンプルながら手堅くまとまっている印象を受けました。
こういったノベルパートに挟まれるゲーム部分はシンプルなのがいいですね。
システムの理解に時間がかかるものは個人的には好きではありません。
また、条件を満たせば男性ヒロインらのキャラクターソングが流れますし、とりあえず豪華でした。
ストーリーは至って普通ですかね。
一番初めということでキャラクター紹介といった感じで終わってしまうので仕方がないですね。
二作品目からは長所として挙げられるレベルにはなります。
本作の原画は由良さんで、『奴隷市場』や『ラッキードッグ』で有名な方ですね。
わたしはある程度由良さんのゲームをやりましたが、本作のCGもいいですね。
とても素晴らしかったです。
また、主人公の女キャラが結構可愛くてよかったですね。
男性キャラたちもみな特徴的にキャラ付けされていて、掛け合いも十分に楽しめました。
男性キャラでは唐紅様がお気に入りですね。
というか、くれなゐ様最高ですねw乙女ゲーで初めて男性キャラでニヤニヤしちゃいましたよ。
なんというか、これが女性側の萌えなのかな、とか思ったりして、とにかく貴重な体験をしましたねw
ということでキャラよしCGよしコスパよしという優れた作品なのですが、
本作で一番優れているのは、それらを内包したトータルデザインなのではと思います。
華アワセというカードバトルとそれらを組み込んだストーリー、画面の構造、CGの塗りなど、ですね。
これらが互いに相互作用しひとつの作品としてのレベルを高めているように感じられました。
雰囲気ゲーというより、感性ゲーですかね。
これはプレイしてみたほうが感じられるかもしれませんね。
指標になるかはわかりませんが、
私は有名な乙女ゲーをちまちまやったのですが、どうにも楽しめないんですね。
これはもう私は乙女ゲーと合わないといっても問題ないと思ってます。
が、しかしそんな私でも本作はかなり楽しめまして、
なので乙女ゲーをやったことない方でもいけるのではないのでしょうか。


総合評価:A (名作)