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「どうして、そんなに黒い髪が好きなの?」
2014, 9, 26 / WIN / ノベルタイプADV / ファイヤワークス

神で髪なカミカミゲー!!



【まえがき】
私的なことですが、私は黒髪が好きです。
そんな私が本作を見かけたら興味を持つことは当然と言えるでしょう。
しかし、ゲームタイトルといい設定といいOHPといい、
さらにはメーカーの処女作ですからね、不安がありました。
というか、不安しかありませんでしたね。
なんていうんだろう、OPやHPから漂うB級臭…
いや、興味はあるけれども自ら突撃できるかと言われれば躊躇うような感じでした。
そんなわけで発売当初はプレイしてなかったのですが、
発売後は評判も悪くはなく、知り合いも評価しておりましたので自分も興味を持ち、プレイしました。


【ストーリー】
本作は三部構成となっており、それぞれの部で攻略できるヒロインが決められております。
咲耶や水葉のみをプレイしたい方はある程度他のヒロインも攻略しないといけないので注意が必要です。

本作は基本的には萌えゲーに分類されるのでしょう。
基本的な流れは、神様のヒロインから「神託」というものを受けて、
その神託をこなすことを繰り返す感じになります。
神託はイチャコラするかいちゃエロするかを選べます。

それでですね、この神託イベントが正直つまらなかったです。
まぁ、これは雰囲気やテキスト、キャラが合う合わないが大きいのかもしれません。
少なくとも自分には合いませんでした。
いや、合わなかったっていうのは語弊があるのかな、だるかったですといったほうがいいのかな。
流れは細かく書くと
神託→ストーリー展開(ほんのり)→神託…を繰り返してストーリーが進みます。
最初は神託のイベントが面白く、自分も楽しめたのですが、次第に飽きてだるくなってきました。
理由としては、ストーリー展開が全然展開しないんですよ。
いつになったら進むんだろう。いつまでストーリーに関係のなさそうな神託イベントを見続けるのだろう。
プレイ途中にこんなことを考え始めた瞬間、このゲームを楽しめる気がしなくなりました。

また、神託イベントが独立しているといったらいいのでしょうか。
一般的な萌えゲーやらなんやらではなにかしらのイベントが発生する際には流れがあるかと思われます。
繋がっているといったほうがいいのでしょうか。簡単なイメージとしては起承転結とかに似ているかと。
つまりは何かしらの行動(イベント)をとる際にはそれ相応の準備が必要になるわけです。
そしてイベントを終えると。こんな感じですかね。
本作の場合はそういった一貫性、流れがないのです。
具体的には
プールへ行こう(神託)→ストーリー展開(日常パート)→えっちをしよう(神託)…
となっております。
ストーリー展開だけを抜き出して結合させれば一貫性があるのですが、
そこに神託というクッションを入れたことによりテンポが損なわれているんですね。
本筋と関係ないし、場面でイチャラブみせられても面白みもないしで正直よくわかりませんでした。
まぁここはキャラクターに萌えるトコなのでこういう風に考えちゃうとダメなのでしょうが、私にはあまり萌えることはできませんでした。
あと、ヒロインが変わっても焼きましみたいなイベントがちまちまあったので、目新しさというのがなかったのがマイナスでしたね。
さらにいうなら、エロシーンがだるかったです。
基本的には1シーンで差分抜きでCG1枚、そのくせ主人公は2,3発もするのでちょっと長い。
しかもシーンが結構多い…
最初は黒髪ヒロインのエロシーンいいぞ~みたいな感じでしたが、テキストにひねりもなく途中でめんどくさくなってしまいました。
ここだけの話、途中からGのレコンギスタの曲を聞きながらエロシーン流し読みしてましたね。
元気のGは始まりのG

ストーリーの本筋としましては
二部あたりからはストーリーの核心部分が小出しにされ、三部で全貌が明らかになるような構造でした。
ストーリーは悪くはなかったです。実際、三章は自分もちょっと夢中になりましたし。
しかし、プレイ時間のトータルを考えると…
20時間中楽しめたのが2,3時間だったっていうのはどうなのでしょう。
三章やストーリー構造にその価値があったかと個人的には全くありませんでした。



【キャラクター】
銀杏さんがクッソ可愛かったです。以上。



【総合】
処女作でこういった他のメーカーの作品とは違うような作品を出そうとした試みは評価したいですね。

自分に合わなかった、ということもありますが、それよりも本作に対する姿勢が悪かったのかなと。
割りと評判がいいことや、信頼たるヒトが高評価していたので期待しすぎましたね。
萌えゲーとして見れば本作は結構いい作品だとは思います。実際にやにやするシーンはありました。
しかし作品の評判や、設定から生じるであろうストーリーを期待すると私みたいに期待はずれを味わうことになるので注意しましょう。



ランク:D(凡作)