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「ジサツのための101の方法」
2001, 10, 5 / WIN / ノベル /公爵

あなたは「ココ」にいますか?



【はじめに】
今更こんな古い作品のレビューを書いても需要がなさそうなので、
プレミア価格を払う価値があるのかについて書いていこうかなと。

まず、本作ですが2016年現在では4-5万円程度の価格で販売されているかと思います。
今後何かしらの形で再録されて値下がることもありますでしょうし、
逆にさらに高騰するかもしれませんが、とりあえず今回は4-5万という価格で適当に書いていこうかなと。

【ストーリー】
ストーリーですが、思ってたより想像の範囲内というか、ぶっ飛んでいるわけではありませんでした。
いや、まぁ一般的なのと比べたらぶっ飛んでいるのですが、予想よりも大人しかったかなと。
ここら辺は結構期待してただけにちょっと残念でしたね。
なんというか、こんなこと考えつかねぇ~、みたいなのをちょっと期待してたんですが…
まぁ、波動をアルミホイルで防ぐとか、そういったアイデアは考え付きませんでしたがw
というかこれ、個人的にはジュブナイルみたいな作品だと思うんですよね。
なんか各キャラ自分に向き合って~みたいな作品でしたし。
電波なのって序盤くらいですし、後半はサバイバル+ジュブナイルで電波テイスト、みたいな感じでした。


【シナリオ】
テキストですね、全画面に表示されるタイプです。
これは良かったです。
本作を褒める人は多分このテキストが好きなんじゃないかなと。
まぁ、電波でいかれたテキスト、というわけではなく結構綺麗な感じでしたね。
ここら辺は説明が難しいので何とも言いにくいです。
まぁオープニングを見て判断してくださいとしか。

【CG・立ち絵】
立ち絵と背景はありません。
ということで本作はCGがないところでは黒背景にテキストのみです。
これをどう捉えるかはユーザー次第でしょう。
私としては否定したいかなと感じるのですが、
先ほども述べました通り、本作はテキストが良いんですよね。
なのでまぁこれはこれでもありかな?とは思わなくもありません。
CGについては個人的にはありです。
一般的に見たら安っぽい塗と絵だなといわれるでしょうが、
私は絵に対する許容範囲が広い(好き好き大好き!ですら余裕です)ことと、
こういった絵は味があるという認識ができるからとくには問題ありませんでした。
しかし、思ったより普通なCGが多いかなと、
もうちょっと狂った感じのCGがあればよかったですね。

後はシステム等でしょうか。
システムは貧弱。ボリュームはあまりありません。


だいたいこんな感じでしょか。
私としては、高いお金を払う価値があるのかって言われたら微妙~な顔をすることでしょう。
しかし、山田おろち先生のテキストを味わいたい。
ノベルゲームで最も重視するのがテキストだ。
という方はプレイする価値はあると思いますね。



総合評価;C (佳作)

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