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「宿星のガールフレンド -the destiny star of girlfriend-」

2018,7, 27 / Win / ノベル / mirai


【商品説明】
mirai第2弾タイトルは前作 『ハナヒメ*アブソリュート!』 とは打って変わってアドベンチャーゲーム!
原画担当「かんなぎれい」さんが描く可愛らしいヒロイン達とのイチャラブが満喫できるタイトルです!

本シリーズはヒロインを1人に絞った全3弾のシリーズとなっております。
マーヤ、鹿子が気になった人もご安心いただけます♪

また、パッケージ販売限定版として描き下ろしタペストリーとSDアクリルキーホルダーのグッズが同梱されるスペシャル仕様!
ゲームも楽しめてお部屋も彩れるお得な商品となっています☆

お気軽・楽しい・しっかりHの3本柱で楽しめるタイトルの第1弾、お見逃し無く!


【感想】
本作の原画家が、かんなぎれいさんということで気になった作品ですね。
かんなぎれいさんの作品というと、「プリンセスうぃっちぃず」や「ティンクル☆くるせいだーす 」が代表作になるのでしょうか。
私はかんなぎれいさんの絵が好きで、ちらほらプレイはしていますが、どうもゲームシステムが凝った作品が多くてですね。
お手軽にかんなぎれいさんの絵に触れたいな~というのに適した作品があまりないのが現状でした。
そこで本作ですね。
本作はノベルタイプのADVで、選択肢も全然ない一本道の読むロープライスのノベルです。
さくっとかんなぎれいさんの絵を堪能できたので、個人的にはそれで元はとれましたね。

問題があるとすれば、中身なわけでして。
ぶっちゃけ、シナリオ(テキスト)がきつかった…
なんだろうね、ティーンエイジャー向けのすげえ軽いシナリオって感じで、なんかちょいちょい寒かったです。
まぁシナリオは個人の好き嫌いにも拠るので、一概に悪いとは言いませんが、ちょっと注意が必要かもしれませんね。
ストーリーは特にいうことはないのですが、まぁ恋仲になる展開が急だったかなと。

また、本作はヒロインが魔法少女というわけでバトルシーンもちらほら見れらます。
そのバトルシーンはエフェクトが多く、一般的には演出が良い(豪華)という風に言われるタイプのものとなっています。
本作のコンセプトが「ヒロインが爽快に敵を倒すエンターテイメントを楽しみながら恋愛を進めていくお手軽なADV」
なので、そのコンセプトは十分に満たされていたと思います。
個人的には、バトルシーンの演出に力を入れるより、ヒロインとのイチャラブとかエロシーンに力を入れたほうが、
ヒロインの可愛らしさが強調されていいのかなとか思ったり。

いろいろ言ったけれど、こういったロープライスのゲームなんて、ヒロインが気に入るかどうかが一番重要なわけでして。
ヒロインの上泉夕里ちゃんの魅力は他所がたくさん語っているのでここでは割愛しますが、
キャラデザで気に入ったのなら外しはしないと思います。





【ロープライス事情?】
自分は、こういうロープライスのゲームを記事として扱おうとは思わないわけでして。
本作をプレイして、今更ふと思ったことがありました。
それは、本作のような、フルプライスとして出せる作品を分割する作品の始まりっていつだろうなと。
もっと具体的にいうと、同じ世界観を持つ作品をヒロイン別にロープライスで分割販売し、
かつグッズや抱き枕を付属させて豪華版も出すスタイルっていつからだろうなと。
(余談ですが、私はこういった販売形態を「ヒロインのばら売り」と呼んでいますw)

直感だとfengの「彼女のセイイキ」(2014)なんですよね。
一応2010~2014を調べたところ、商業アダルトゲームで上記のような販売をしたのはやはり、「彼女のセイイキ」でした。
ゼロ年代は(めんどいので)調べてないので、存在するかもしれません。(情報募集)
一応補足しておくと、同じ世界観を持つ作品をヒロイン別にロープライスで分割販売しているものは、
「彼女のセイイキ」以前にも普通に存在します。
違いがあるのは、それらの作品は豪華限定版(抱き枕カバー付き)といったグッズ付き版を販売していないこと。


「彼女のセイイキ」以降、ぱれっとなどもロープライスで分割という販売形態をしてきまして、
今年からみなとそふとやフロイントウィングも真似しはじめました。
フルプライスをメインで販売していた大手が真似し始めてきて、今後この販売形態が一般化するかは分かりませんが、
こういった販売形態が登場したというのは、2010年代のエロゲ業界の特徴として挙げられていくでしょうね。
振り返ってみると、エロゲ業界というのはやれ凌辱要素ははいらいん、非処女はいらんと、
要素要素を削ってここまできました。こういった販売形態はそれの延長ともいえるのかもしれませんね。

また、類似例として、Campus(light)やらプレカノ(戯画)などが作品ではなく、
ヒロイン自体を売りに出すような販売形態を出してきました。
この形態も増えていくのかな。今年あたりからメーカー数も増えてきてるんだよな…
この販売形態も個人的にはうーん…
っていうか、やるならクレストがやろうとしてた感じでやって欲しいんだよな~
(クレスト:JASTが作った、中藤美希というアイドルキャラのためのブランド
中藤美希をメインに添えた作品を三段作る予定だったらしいが、二段で終了したらしい。
ちなみに私は一作目の「デリンジャー」しかやっていません。「夜の天使たち」もやりたい…)


いろいろ書いたのだけれど、自分の記憶整理向けに書いたのであって、記事としての結言が思い浮かばないw
ちょっと思っているのは、大手がロープライスを出していくことで、
名作が出る可能性が減ったりするのかなという危惧ですね。
今後、フルプライスメーカーがロープラばっかりに注力するようになったら、その時がエロゲ引退の時だろうなと思います。
本作をプレイしていて、なんだかいろいろ複雑な気分を味わいましたね。