「しゅぷれ~むキャンディ ~王道には王道たる理由があるんです!~ 」
2008, 9, 26 / WIN / ノベル / 枕
あめ玉は新しい世界への扉。
【感想】
私は、本作のライターである藤倉さんのテキストが好きでして、なんというかあの表現の仕方が好きです。
けっこうくさい感じですが、そこら辺含めていいよな、と。
また、本作の原画家には今を代表する萌え原画家であるいぬがみきら・深森・karory・梱枝りこ先生らが参加しています。
今じゃ考えられないくらい豪華なメンツです。
さて、好きなライターのテキスト目当てやし最悪原画でアドが取れるだろうとプレイした本作でしたが、正直楽しめませんでした。
最大の原因はキャラクターに魅力がなかったことだと考えられます。
とにかく薄っぺらい。
口癖や幼馴染などで記号化されているだけのヒロインたちで、とにかく全然ダメでした。
絵はよかったんですけどね…
最終的には大昔の話を出されてバトルが始まりますし、全体的にストーリーもグダグダでしたね。
そんな本作でしたが、いいところもありまして。
まず、本作の鍵となる「しゅぷれ~むキャンディ」というキャンディですが、これを舐めると子供のカラダに若返ります。
主人公はこれをなめて子供となり、同学年の女子と小さな子供が戯れている場所へと混ざっていくのですが、これが良かったです。
小さいこどもに戻ってお姉さんらと遊びイタズラするっていうのは夢ですからねw
それをある程度楽しめたのはよかったです。
この、ある程度というのが問題でして、というのもイタズラがあまり多くなく、またあるとしてもCGでその場面が表示されないんですね。
この部分がある程度ボリュームやCGがあったらもっと楽しめたんですがね、というか、そういう方面に特化してたほうが良かったような。
また、幼馴染のヒロインと結ばれたアトに、お互いがキャンディーをなめて子供に戻った状態でのエロシーンがよかったですね。
アトはですね、とりあえずヒロインのジャコというキャラがとにかく可愛かったです。
このキャラが狗神煌さんのアダルトゲーム初のキャラでしたっけ、とにかくかわいいキャラでしたね。
ただ、たしかこのキャラはロックがかかってまして、狗神煌さんのキャラだけ目当てで本作をプレイする場合は注意が必要かもしれませんね。
総合では凡作でしょうか。
良かったところもありましたが、全体的には微妙な作品でしたね。
総合評価:D (凡作)
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