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「ピンポンぱんつ!-湯河原学園美少女 温泉卓球部-」
2012, 11, 22 / WIN / ノベルタイプADV / アクトレス



●商品説明・あらすじ 

おいでよ、温泉卓球部♪
昨年より活動を再開したアクトレス第2弾は、
なんと温泉卓球部のゆる~い日常を描く湯けむり部活動ラブコメ。
真剣に部活に取り組んで……るわけじゃない、4人の女の子たちに囲まれた主人公。
衣装はかわいいしパンチラもするし、
温泉には入り放題で至れり尽くせりの部活動がここにあった !?
湯上りの牛乳を片手に、ヒロインたちとのまったりエッチな日々を楽しもう!




卓球。 長方形の台の上で、小さなボールを打ち合う競技である。
いつしかそれは温泉という特殊な環境を得て独自の進化を遂げた。
流れる汗、乱れる浴衣、そして飛び交う必殺技。
その競技の名は “温泉卓球”――。

これは、温泉卓球に青春を捧げた若者の熱血スポコン物語……
とは縁もゆかりもない、変態でカッコつけでヘタレな主人公が、
可愛い女の子と仲良くなり、ゆるくてエッチな日々を過ごす部活コメディである。



●まえがき 

生きていたら一目で何かしらを見た時、ビビッと来るものがあると思います。
芸術品であれ、エロゲであれなんであれ。

自分もある作品のOPやあらすじを見た時に「ああ、これ俺が大好きなのに違い」と感じた作品があります。
それらは全て自分にとって特別な作品となりました。
というようにプレイするきっかけにビビッときて一目惚れし、
特別になった作品って人それぞれあると思うんですよ。

で、本作はそのビビッときた作品の中で唯一はずれだった作品だったりしますw

あれは夏の日で、積みゲーがなくなった自分は都内に買い物に出掛けていたと記憶しています。
ふと入った店のワゴンコーナーに本作がありました。
パッケージに描かれた卓球と浴衣、これは面白いに違いないと直感しました。
当時は某空間をよく見ていて、そこでの点数は70くらいだったかな?ということで地雷ではないと思い、意気揚々として買いましたっけ。



●感想 

ということで購入した本作でしたが、うーんはずれでしたねw
今回はまともに紹介する気はないので、好き勝手書こうかなと。

プレイした感想としては、
絵はいいけどストーリーとかシナリオがなぁといった感じでした。
つまり絵ゲーってことですね。
肝心の温泉卓球の要素もあまりなく、部活用を期待した自分はちょっとがっかりだったり。
自分としてはヒロインと戦って、勝ってエロいこと~嫌よ嫌よも好きのうち~
みたいなえっちを期待してたけれど、それも少なかったような。
まぁその分、常時浴衣姿が立ち絵で見れたり、部活の後は当然温泉に入るので
温泉でのエロシーンや、浴衣えっちが好きな方は向いているような気がしますね。
あと部長が可愛かったです。(茶髪の娘)

温泉卓球ですが、なんか必殺技みたいなのもあります。


なんかぶっちゃけもう特に書くことがないというか、
内容に期待するなら買わないほうがいいですね。

しかし、本作には面白い面白くないを超えた価値があるのです。

まず一つ目は温泉卓球という部活動ですね。
アダルトゲームの部活モノなんて空飛んだりテニスしたりと現実にもあるものですが、
温泉卓球はありません(ないよね?)
また、ただの卓球ではなく温泉要素を絡ませてきた点はクリエイタの意欲が見られて好感が持てます。

二つ目ですが、原画の方、千葉千夏さんですが、商業エロゲでは久々なはず。
おキツネSummer以降だと思います。
実に6年ぶりの単独原画ということで、これだけでも価値があります。
本作の絵もいいですしね。

三つ目ですが、OPと挿入歌が良いです。
最近のアダルトゲームをやっててOPや挿入歌を覚えることって、
実は殆ど無いのですが本作に限っては未だに覚えてます。
挿入歌なんて茶太さんですからね。
しかも妙に中毒性のある曲で、プレイし終わった後はかなり聞いてましたね。

これら3つの価値を最大限に評価して、相当激甘だとおもいますが佳作にしておきます。

最後まで読んでもらった方にはお礼として、
挿入歌「ピンポンぱんつ体操 -行け! 温泉卓球部!-」のリンクを貼っておきます。
これを聞いてみんなもピンポンぱんつ体操をしましょう。


そして、興味を持ったら本作も買いましょう。
たまにはこういうゲームも悪く無いですよ。

いずれアダルトゲームをやめても、本作はずっと覚えているような気がしますね。
まぁ唯一自分の一目惚れが間違っていた作品ですからねw
それだけ、印象的な作品でした。


総合評価:C (佳作)