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「姉小路直子と銀色の死神」
2015, 3, 27 / WIN / ノベル / みなとカーニバル
日常系アニメ1クールのような、そんな作品でした。

【感想】
本作はミドルプライスです。
だからそれほど期待はするつもりはなかったのですが、前作の「辻堂さんの純愛ロード」がミドルプライスとは思えないようなボリュームと出来でして、それを考えると期待しちゃいますよね。
さて、本作も前作のような出来だったらよかったのですが…
というか、前作が特別すぎましたね。
なので前作と同じようなボリュームやストーリーを望んでいると痛い目に合うのではないのでしょうか。

さて、ストーリーについて。
なんというか、例えるなら本作は日常系アニメ1クールを見ているような、そんな感じでした。
本作は一話一話で区切られていますし、特に重大な事件やキャラクターの葛藤などはなく、ただ単に学園の日常生活を見続けものなので。
まぁ、ちょっとした事件や葛藤はあるのですけれども、その部分に焦点をあてることなく、さらっと流されていきます。
おいおい、ここ簡単に流しちゃうのかよ、って何回も思いましたね。
なんというか、話の流れがダイジェストっぽいんですよね。
こんなイベントがありました。このキャラとこんなことがありました。幸せになりました。おしまい。。みたいな。
まぁ別にそれはそれで構わないのですが、ボリュームが無さ過ぎたため不満点になってしまいました。

私は無駄なボリュームは嫌うタイプですが、値段を考えるともうちょっとボリュームが欲しいなと思いましたね。。
ていうか、ここ描写すればボリューム増えるだろ、この場面飛ばすのかよ、といった部分が多かったですね。
こういった部分を補強すればそれなりにボリュームがそれなりになると思うのですが、ちょっと残念でしたね。

まぁボリュームは不満ではありましたが、
私は本作のライターであるタカヒロさんの描くキャラクターが好きなので、最初から最後までだれることなく楽しめました。
ということで個人的には満足なのですが、これは褒められた作品じゃないよなぁと。
本作はボリュームやストーリーはアニメ1クール見るのと大差ないですし、差別化できるエロ部分はいたって普通です。
そんな作品に6千円ほど払う価値があるのか、というお話です。
正直なところ、私には価値があるとは思えませんでした。
なんていうかなぁ、本作は、なんというか身内ノリ臭がするんですよね。
この企画考えたけど使えないから没にしようと思ったけどカーニバルの方でだそう。
あっそうだ、なら仲のいいライターも参加させて遊びで作ろうぜ、みたいな。
みなとカーニバルのカーニバルは身内のお祭りかと、穿ったような見方をしてしまいましたね。
先ほども言いましたが前作が特殊すぎたんですね。たぶんみなとカーニバルの本質は本作に現れているような、そんな気がしました。
ていうか、社長がライターやった本作はOPをアニメーションにするのってなんていうか…


色々書きましたが、とりあえずタカヒロファンなら損はしない作品ではあります。
でも、本作をおすすめする気にはなれませんね。
次回作もこうなるのかな、とブランド自体を疑ってしまうことになった、残念な作品でした。



総合評価 D (凡作)