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「超昂神騎エクシール」

2017,7, 28 / Win / 育成ADV / ALICESOFT



【あらすじ】
時は現代。
魔王の生まれ変わりであり、エロゲライターを目指す 主人公・央堂継彦(おうどう つぐひこ)は、
人間の学生として生活しながら、魔王としての覚醒、世界支配の時を待っていた。
しかし待ちに待った覚醒当日、魔王誅滅の命を受けた 神騎 エクシール に襲われる。
なんとか逃走するも、腹心の部下である悪魔 ベゼル の裏切りに遭い、“色欲の力”以外の魔力を奪われてしまう。
そして悪魔の計略により、エクシールは地上で孤立。
継彦は自分を倒しに来たエクシールと共闘し、ベゼルが率いる悪魔軍団 ウォーグリム と戦うことになる。
強力な悪魔に勝利するため、エクシールに力を与える手段は、
主人公が持つ “色欲” の力を利用した、“導魔(どうま ※いわゆるエッチ)” のみ。
敵対関係にある魔王と神騎が共闘&共同生活の果てに迎える結末は、勝利か、それとも……!?

(げっちゅ屋より引用)

【感想】
エスカレイヤー、ハルカに続く超昂シリーズの第三弾目ですね。
超昂シリーズ、ってか『ダークロウズ』から始まる調教ADVシリーズは一応エスカレイヤー以外はプレイしています。
ダークロウズは非常に面白かったのですが、ハルカのほうは正直なところあんまり楽しめませんでした。
なので、自分は超昂シリーズ苦手なんかなーって思っていたのですが、本作は想像以上に楽しめました。





【ゲームシステム】
さて、ゲームシステムについては大雑把な感じは従来と同じで、エッチしてヒロインを強化して悪の組織と戦っていく~という感じですね。
本作で変わった点はバトルのパートになるのかなと。
あんまり過去作を覚えていないのだけれど、昔の作品と比べて見た目の複雑性が高まりました。
詳しくはホームページ等で見ていただきたいのですが、
すごい簡単に言うと技のシステムがランス8っぽくスロット形式になった感じですね。
あのスロットが3列に増加し、バトル中に切り替えられる感じですね。
またスロットの一行目は1ターン目に使える技で、二行目は二ターン目に使える・・・と上から順に使えるようになって回っていきます。
つまり、行はターンで周り、列は自分で切り替えていく感じですね。

攻撃をする際にもAPという淫力みたいなもので総括されており、この値を管理するのが初見ではちょっとやりくりするのが大変だったりします。
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また、敵の攻撃も上記のシステムの一列版・・・ということで、攻撃パターンがわかります。
アリスソフトの作品的には大帝国に似た感じでしょうか。
事前に敵のステータスや攻撃パターンを分析し、自分の攻撃が通りやすいよう、
敵の必殺技を防御したりするようスキルの配置を工夫し、有利に戦闘を進めていく。

いきなりですが、私はアダルトゲームの変身ヒロインものがあまり好きではありません。
それの主な理由のひとつが、戦闘パートなんですよね。
私の変身ヒロインモノのプレイ本数が少ないせいか、戦闘パートがどれも微妙なんですよね。
ぶっちゃけ、ポチポチするだけの戦闘で頭を使わないし、敗北Hを見る際には大抵わざと自爆しないといけない…ってなんだかあほらしくて。

その点エクシールは非常によかったです。
脳死プレイだとボス等で普通にやられますし、きちんと戦闘前にシミュレーションしていないと負けますから。
こう普通にプレイしていても負ける可能性があるっていうのが個人的にはかなりよかったです。
自分では勝つ準備をしてきたのに負けて陵辱が始まる可能性があるっていうのがね。
自分から陵辱を見に行くっていうよりも見せ付けられる感があるっていうのかな?
こんな風に思っているのって自分だけでしょうかね?w

私にとってこういう難易度の変身ヒロインものは初めてだったので非常によかったです。
難易度が高めの変身ヒロインものってほかにもあるんですかね?あったら教えてほしいです

慣れてくると結構簡単になってきますが、初見プレイのときは結構負けましたね~。
攻撃避けられると結構ストレスになりますがw

このように、本作はゲームの難易度が前作よりもちょっと高めになっています。
私は脳死プレイで戦闘が終わるタイプが嫌いだったので、本作の戦闘パートについては非常に好感的です。





【ストーリー・キャラクター】
本作はストーリーのほうも頑張っていたのかなと。
以前はただ悪の組織を倒して終わりっ!って感じだったのですが。
本作はストーリー展開が二転三転もするので、単純にプレイしていて楽しかったです。
まぁぶっちゃけストーリー自体は王道というか、ベタな感じなんですけどね。
それでも楽しめた要因はキャラクターにあるのでしょう。
本作はヒロインを含め悪役のキャラもみんな魅力的でしたね~。

エリスは人間界のものに驚いたりしてるのを見てるのが単純にかわいかったですね。
「魔王的です!」のセリフは妙につぼでした。
キリカは健気でよかったですね。

悪役が魅力的ってどういうことかというと、本作では敵のキャラがやられた後でもちまちま登場してくるんですよね。
ここも個人的にポイントが高かったです。
というのも、せっかくデザインされた悪役が実質やられ役で登場して処理されてくのってどうなん?って感じてたからです。
本作では後々ヒロインや主人公との掛け合いに登場してきますし、全員個性的で妙に憎めないというか、愛着が湧く感じなんですよね。
ということでキャラクターが魅力的な本作でしたが、残念な点もひとつ。
それは主人公がシルエットなところですね。
結構個性的なキャラクターだし、普通にデザイン付きでもよかったんじゃないかな?
デザインあるほうが人間から魔王になる過程とか表現しやすそうですし。あってほしかったですね。





【シナリオ・エロ】
シナリオについてですが、主人公がエロゲオタクなのでエロゲの話題がよく出てきます。
さらにアニメや漫画のパロディネタもちまちま出てきます。
ここらへんは人によっては気になると思うので注意したほうがいいのかなと。
個人的にはあまり気にならない感じでしたので、特には問題なかったです。

エロについてですが、敗北H、つまり陵辱方面がちょっとマニアックな感じだったのかなと。
加えてすぐ催眠作用でめろめろになってしまうのでほのぼのレイプみたいなっちゃうことが多いです。
それゆえ、あまり評判がよろしくない感じとなっています。

個人的にも催眠作用ですぐめろめろになる所はちょっとなぁという感じでしたが、
うわぁ・・・と思うようなエロがちまちまあったのでトータルでは普通なのかなと。
ふたなりが多かったような気がするけれど、実際どうなのだろうか。
純愛方面は特にいうことないですね、素直にえっちでした。



【総合】
後はムービーが多くて演出面が豪華でよかったとか、
変身シーンは服消えてからの全裸を下から嘗め回すようにカメラワークしてくれよなとか思うところはありますが、
戦闘がちょっと難しくなった点、敵キャラがやられ役じゃなくなった点と、これまで自分が気にしていた点が解消されており、
個人的にはかなり楽しめました。
トータル的には名作に一歩及ばない感じでしょうか。
しかし、おそらくこれ以上満足する変身ヒロインモノは出ないと思うので、そういう意味を込めて名作扱いでもいいような気がしますね。



総合評価:諸事情により表記なし