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「レジェンズ 甦る竜王伝説」

2004, 4, 4 ~ 2005, 3, 27



『レジェンズ』とはWiz原案による作品です。
アニメの他に漫画やゲームなど様々な分野にメディア展開されています。
今回紹介するのはアニメの「レジェンズ 甦る竜王伝説」になります。

第一話にあらすじは以下の通り

ニューヨークにとてもげんきなシュウという男の子がすんでいました。
シュウはある日、お父さんから“タリスポッド”というおもちゃをもらいました。
タリスポッドはバーチャルモンスターの“レジェンズ”を育てて、友達同士でバトルさせて遊ぶ、子供たちに人気のおもちゃです。
なぜかシュウのタリスポッドは特別で、なぞの組織DWC(ダーク・ウィズ・カンパニー)にねらわれることに…。
しつこいDWCに追い詰められたとき、シュウのタリスポッドにソウルドールがやどり、
バーチャルではない本物のレジェンズ、風の竜があらわれた!
ウインドラゴンであるシロンの復活(リボーン)である!! 

ひょんなことから伝説と言われていたレジェンズが復活して、DWCに追われる~といったドタバタコメディな作品になります。
一応玩具販促のアニメになるのでしょうかね。タリスポッドとか売られていた記憶がありますし。
この作品は色々特徴があります。
まずは作画、主人公たちはデフォルメ系となっており、カートゥーンな作風となっています。
舞台もニューヨークということで、雰囲気に合っているように思えました。
BGMも普通のアニメとは異なりジャズ系が多く、爽快でポップな雰囲気を醸し出していました。
ストーリーは基本的にギャグが中心で進んでいきます。アメリカが舞台ということで英語が出てきます。
キャラクターのセリフを英語で発音練習するように英訳して復唱する感じだったり、ナレーションの役割だったりと

…こんなこと言ったら失礼だろうけど、2004年に放送された時、これは売れないだろうな~って見てて思いましたね。
けどなぜかすごく魅力的で結構長い間見てましたね。最終的にはゲームに夢中になって見なくなっちゃいましたが。

時たまメタ発言が出てきますがこれが嫌味な感じが全くない。

また、いきなりシリアスをぶっこんできて重い雰囲気になりますが、
そのときに主人公含め周りのキャラクターがギャグのノリで突破しようとしていくんですね。
シリアスな雰囲気でも常にギャグな雰囲気もありカオスな感じが否めません。
重い雰囲気の中ヒロインが台本を読み始めた時はびっくりしたなぁwこんな自由なのありなんか―って。

こう書いてみるとなんだかごちゃごちゃしたアニメだなと思われるでしょう。
確かに、真面目にこの作品を見るとそう思ってしまいます。
けど実際に見てみるとこのまとまりの無さがピタッとハマっているんですよね。
大袈裟に言うとなんでもありな雰囲気のアニメになるのでしょうね。
そいう雰囲気を作れたからこそ、作中でメタ発言が出てきても許せてしまうし、
シリアスの中にギャグをぶっこんでも雰囲気を壊さないでいられるのでしょうね。
こんないろいろあっても最終話は普通に泣いちゃいましたからね~。
最後はきっちり締めてきましたし、好印象です。


とにかく、なんでもありな作品だなという印象でした。
BGMや作画を始めとして個々の部分が一般的なアニメとは異なる毛色。
そしてストーリーやシナリオはギャグをベースとしてシリアス・真面目・メタ発言ありとほんとになんでありという作品でした。
それでも面白いと思えるのは、やはり基本となる世界観や雰囲気がしっかりしていたからでしょう。
ニューヨークを舞台とした雰囲気に合った作画やBGM、嫌味のない魅力的なキャラクター。
これらがあったからこそストーリー上でなんでも表現できたのかなと。
「レジェンズ」みたいな作品を見たいな~って思っても、こういう作品はあまりないのかなと思います。
そういう意味ではオンリーワンな作品として輝き続けるのでしょうかね。
あまり有名な作品ではないので、これを機に見てくれる人が増えると良いなと思います。
主題歌は忘れたことがないくらい素晴らしい曲でしたし、個人的には大好きな作品でした。