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「CAL キャル ~永遠の美少女たち~」
1990, 12, 10 / PC-98 / コマンド選択型ADV / バーディソフト



【感想】

昔、PC98時代の有名なアダルトゲームのブランドと言われると、
どうしても西のアリス、東のエルフと言われていたアリスソフトとelfが思い浮かばれるかもしれません。
これらのブランドは21世紀に入ってからも活躍をしていたため、有名なのは当然でしょう。
しかし、PC98時代でその二つのブランドだけが強かったわけではありません。
今では名は知られて無くとも、昔は有名で熱狂的なファンがいたブランドもあります。
そのひとつが本作、『CAL』を出したバーディソフトになるのでしょう。

バーディソフトの大きな魅力はグラフィックにあります。
美龍さんの描く魅力的なキャラクターに加え、きれいな塗り。
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これで1990年ですからね、当時では他の企業と比べて群を抜いて優れていたのではないでしょうか。
売上の方は…どうなんでしょうかね~。
昔の雑誌とか買って調べてから書こうと思ったのだけれど、忘れてましたw後ほど調べたいと思います。


さて、本作はコマンド選択型のADVです。
あらすじは、主人公が片思いをしている結城美加に告白をしようにも勇気が出ずに出来なかった…
そんなところにひょんと現れた愛と美の女神「ヴィーナス」。
彼女によって主人公は「CAL」という世界へ連れて行かれ、童話に出てくるヒロインたちの心を掴むよう使命されます。
その過程を経ることで主人公は勇気を得ていって…という感じになります。

大雑把に言うと童話がモチーフになったキャラをナンパする感じになりますねw
まぁナンパっていうよりも、今風の萌ゲーみたいな、ヒロインの悩みなどを解決して互いに結ばれていく、純愛系ですが。
さて、先程も述べたとおり、本作の最大の特徴はグラフィックになるのでしょう。
そして、童話がモチーフということで、赤ずきんを始めとしてラプンツェル、人魚姫など様々な世界を渡っていきます。
魅力的なキャラクターと繊細な色彩・グラフィックによる「CAL」の世界観の表現が非常に素晴らしかったと思います。
この世界観はこの魅力的なグラフィックなしではなし得なかったでしょうね。
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ストーリーやボリュームに関しては正直なところ普通でして。
まぁヒロインと出会って会話して仲良くなってエッチするってだけですからね。
ストーリー自体は単純でしたが、ヒロインはたくさんいたのでその分グラフィックはいろいろなものがあり楽しめました。


まぁだいたいこんなところでしょうか。
昔のアダルトゲームブランドにはこんなのもあったんだよ~って知ってもらえればなと思います。