ゲームのエンディング曲ってなかなか印象に残らないような気がして。


アダルトゲームに限ったことではありませんが、オープニング曲はいろいろパッと思い出すのに対して、エンディング曲ってなかなか思い出せないよなと思いまして。
なのでアダルトゲームやノベルゲームでパッと思い出せる、印象に残っているエンディング曲を10個思い出してみました。
思い出した順に並んでいるので、上にあるほど印象に残っている、つまり作品を良く表現した曲なのだと思います。
あ、ちなみに曲の評価とか特にありません。明確な判断基準を持っているわけではないので基本的には主観で語っています。

それではどうぞ。



1.『Farewell song』
AIR (2000) / Key / 作詞:麻枝准 / 作曲・編曲:戸越まごめ / 歌:Lia
いきなり有名どころ。
AIRといったら『青空』や『鳥の詩』のほうが人気だろうけど、私はこれが一番好きですね。
特にイントロ。初期のKeyの作品は明確な描写をせず奇跡→エンディングの流れがよくありまして。
作中で話が終わった後に流れるエンディング曲のイントロがその明確な描写をしない奇跡・神秘性を表現している感じがあって好きなのです。
というわけで私の中で「AIR」と言ったらこれ。




2.
『Treating2U』
Treating2U (2000) / BLUE GALE / 作詞・作曲・編曲:高瀬一矢 / 歌:堤伊之助
また有名な曲ですね。
主人公がカッコいいエロゲといえばこれ。
主人公が歌っており、また曲も単純にカッコいいので覚えてました。
男性ボーカルってのも珍しい感じかな。
あとなんかB'zっぽいテイストを感じるんですけど自分だけですかね…




3.『birthday eve』
sense off (2000) / otherwise / 作詞:元長柾木 / 作曲・編曲:高瀬一矢 / 歌:SHISO
また有名どころでI've Soundで2000年発売のゲームですか。
2000年発売のゲームって妙に印象に残るED曲が多いんですよね。
さて、説明不要の名曲ですね。
ゲームプレイ中にそのイントロにやられ、フルを聞いて歌詞でやられましたね。
作品を見事に表現したエンディング曲だと思います。今回出した10曲のなかでは最もよく聞いてる曲ですね。




4.『null』
円光少女 (2015) / Frill / 作詞:丘野塔也 / 作曲・編曲:どんまる / 歌:茶太
気持ち悪いから覚えてます。
まぁ実際のところなんか怖いという理由で全く聞いていないのだけれど、そういったインパクトを与えてる曲って他にありませんからね。
それだけで優れた曲なのだと思います。
最近、アニメの方が発売されたので、PVを見てたらこの曲が流れてきたので秒でブラウザバックしました。




5.『風の辿り着く場所』
Kanon (1999) / Key / 作詞:麻枝准 / 作曲:折戸伸治 / 編曲:高瀬一矢 / 歌:彩菜
I've Sound。
説明不要の超名曲。
一説によるとルームランナーをするときに聞くと効率が上がるとか。
これもイントロが素晴らしく、作中でおわり→エンディング曲へのつなぎがすごいなぁと感じていました。
先ほど『Farewell song 』で書いたことと同じなので大体は省略。
この曲により、エンディング曲で重要なのはイントロなのでは(イントロによるつなぎ)と思い始めました。




6.『さくらとことり』
向日葵の教会と長い夏休み (2013) / 枕 / 作詞:藤倉絢一&紺野アスタ / 作曲・編曲:松本文紀 / 歌:はな
ここ数年ならもっとも有名なエンディング曲のひとつな気がします。
私は全く詳しくないのですが、ベストエロゲランキング?というやつで上位に入っていたような気がします。
ちょろっと調べたら2013年の3位でした。
この曲だけ個別エンディングだしちょっとあれかな?と思ったけどまあいいか。
ゲームの最後を飾る良い曲だと思います。歌詞もよし。




7.『神語~人の子らの物語~』
神語~かんがたり~ (2000) / Euphony Production / 作詞:ようみお姉さん/まこっちゃ / 作曲:AK / 歌:陽菜
え、なにこの曲は…(困惑)
というのが初めて聞いた時の印象でした。
しかし、何回も聞いているうちに妙に癖になるんですよね。
曲や歌詞が作中の雰囲気とマッチしていますし、最後はこれを聞くためにプレイしていましたねw(このゲームは結構周回プレイがだるいのです)




8.『夏空のモノローグ』
夏空のモノローグ (2010) / オトメイト / 作詞:mao / 作曲・編曲:安瀬聖 / 歌:cocua
なんだか繊細でやさしい感じの曲(割と適当)
「夏空のモノローグ」で盛り上がる場面や心情描写、つまりシナリオなのですが、本作はそれが私にとって
繊細な描写で良かったのです。
その感じを思い出すのでチョイス。




9.『Everlasting Flower』
秋桜の空に (2001) / Marron / 作詞:竹井10日 / 作曲・編曲:LOOM / 歌:YUIKO
ぱらぱらプレイした作品リストを見ていたら「秋桜の空に」を見つけまして。
そういやエンディング良かったよなと、何年も聞いてないのに思いだせたのでチョイス。





10.『おわらないきみのうた』
Lien~終わらない君の唄~ (2000) / PURPLE / 作詞:鈴木進一 / 作曲・編曲: / 歌:浅井夕子
大好きな曲なのに『Everlasting Flower』を聞くまで思い出せなかった曲。
『Everlasting Flower』を聞く→秋っぽいな→あれ…なんか忘れてない…?→思い出しました。
(作中秋だったっけ?)
作品自体はなんだかしんみりする終わり方だけど気持ちのベクトルは前に向いてるよみたいな感じだったと記憶しています。
この曲は作中で感じたその気持ちを思い出させてくれます。
晶ルートのラストは切なかったですね。




ということで10曲出ました。
2000年のゲームとI've Soundが多いですね。
あとはKey作品とそれらと比較される作品(秋桜の空にやLien)ですね。
泣きを意識している作品はやはり曲に力を入れているのでしょうかね。
それにしても「神語」だけ妙に浮いているというか…曲も和風テイストですし、エロゲ曲としても比較的珍しい感じなのかな?
久々にいろいろな作品を思い出せてよかったです。







【おまけ:入りそうだったけど入らなかった曲たち】
『記憶』 (ヴィザルの日記)
『夏風の一秒』 (ナツユメナギサ)
『天球の下の奇蹟』 (サクラノ詩)
『Bright pain』(サクラノ詩)